「10Gまでは要らない」という戸建て向けに、1G・2.5G・5Gの光回線10プラン(NTT光コラボ7+独自回線3)を2026年9月7日時点の実質月額で並べました。このシリーズは今回が初回です。対象は10G比較と同じ9社の下位プランに絞っていて、比較の物差しも10G記事と同じ、キャッシュバックと時限割引を全部織り込んだ「実質月額」です。
先に結論を書いておくと、身も蓋もない結果になりました。1Gで一番安いGMOとくとくBB光1G(実質1,593円)より、同じ申込LPの10G(実質-2,588円)の方が安い。10Gが要らない人ほど、10Gを選んだ方が財布には優しいという月です。例外はNURO光だけで、これは後述します。
調査日時:2026-09-07
GMOとくとくBB光1G / 12ヶ月で比較すると
| サービス | 速度 | 回線 | 月額 | 時限割引 | CB | 実質月額 | n | 縛り | 出口コスト | 申込 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 GMOとくとくBB光1G | 1G | NTT光コラボ | 4,818円 | 0円 | 42,000円 | 1,593円 | 12ヶ月 | 縛りなし | 0円 | 申込 |
| 2 BIGLOBE光1G | 1G | NTT光コラボ | 5,698円 | 0円 | 99,500円 | 1,690円 | 24ヶ月 | 24ヶ月 | 0円(更新月以外は違約金) | 申込 |
| 3 NURO光2.5G | 2.5G | 独自回線 | 5,720円 | 17,160円(-1,009円/月 × 17ヶ月) | 40,000円 | 2,358円 | 17ヶ月 | 縛りなし | 撤去工事費11,000円(任意) | 申込 |
| auひかりホーム1G | 1G | 独自回線 | 5,500円 | 16,830円(-468円/月 × 36ヶ月) | 72,000円 | 3,033円 | 36ヶ月 | 36ヶ月 | 撤去工事費31,680円(任意) | 申込 |
| auひかりホーム5G | 5G | 独自回線 | 5,500円 | 16,830円(-468円/月 × 36ヶ月) | 72,000円 | 3,033円 | 36ヶ月 | 36ヶ月 | 撤去工事費31,680円(任意) | 申込 |
| AsahiNet光1G | 1G | NTT光コラボ | 5,698円 | 60,720円(-2,530円/月 × 24ヶ月) | 0円 | 3,306円 | 24ヶ月 | 縛りなし | 0円(1年未満の解約は工事費相当まで) | 申込 |
| SoftBank光1G | 1G | NTT光コラボ | 5,720円 | 0円 | 40,000円 | 4,191円 | 24ヶ月 | 24ヶ月 | 0円(更新月以外は解除料5,720円) | 申込 |
| So-net光1G | 1G | NTT光コラボ | 4,500円 | 0円 | 0円 | 4,638円 | 24ヶ月 | 縛りなし | 0円 | 申込 |
| BBexcite光1G | 1G | NTT光コラボ | 4,950円 | 7,733円(-322円/月 × 24ヶ月) | 0円 | 4,765円 | 24ヶ月 | 縛りなし | 0円 | 申込 |
| enひかり1G | 1G | NTT光コラボ | 4,818円 | 0円 | 0円 | 4,956円 | 24ヶ月 | 縛りなし | 0円 | 申込 |
※ CBは確実な受取を前提。申請を忘れると実質月額は定常月額に跳ね上がります。
※ ドコモ光は他の光コラボへの転出不可のため除外しています。
※ NURO光・auひかりは住所単位でエリア確認が必要です。
🧮 実質月額の計算方法(クリックで開く)
📋 CBを確実に受け取るための手順(クリックで開く)
光回線のCBは申請を自分でしないと受け取れません。申し込み後に以下を必ず設定してください。
- 申請月をスマホのカレンダーに登録する
開通月を1ヶ月目として、各社指定の月(GMO: 11ヶ月目、BIGLOBE: 6ヶ月目など)に 「光回線CB申請」のリマインダーを今すぐ設定する。 - 申請メールの受信設定を確認する
GMOはGMOとくとくBB専用のメールアドレス宛に案内が届く。 普段使うメールに転送設定しないと見落とすリスクが高い。 - 申請期限内に口座情報を登録する
案内メールが届いたら期限内(多くは45〜60日間)にマイページから口座登録を完了する。 期限を1日でも過ぎると権利が消滅する。 - CB受取まで解約・プラン変更しない
受取完了前に解約・コース変更をするとCBが無効になる場合がある。
※ CB申請が不安な方は「CB不要で選ぶ」という選択肢もあります。 実質月額計算機でCB確率を0%に設定すると、CB不要の条件での比較ができます。
🧭 乗り換えプランシミュレーター(2プラン比較)
2つのプランを組み立てて、総額と累積支払額を比較します。
プランA
サービスと期間を選ぶと計算されます
プランB
サービスと期間を選ぶと計算されます
※ 各ステップは記事調査時点の料金が続くと仮定した簡易シミュレーションです。実際の料金改定は反映されません。
2026年9月のポイント
1G最安のGMOより、同じLPの10Gの方が4,000円以上安い
GMOとくとくBB光の鬼安キャンペーンLPには1ギガ欄と10ギガ欄が並んでいます。1ギガは月額4,818円、新規なら全員対象25,000円に優待コードで17,000円が乗って42,000円のCB。12ヶ月で割ると実質1,593円で、1G〜5Gの中では最安です。
ところが同じページの10ギガは、月額5,940円が6ヶ月間0円になる鬼安割引と70,000円のCBが付くので、12ヶ月で割ると実質-2,588円。差は月4,181円。回線の速さが要らなくても、10ギガを選ばない理由が見当たりません。鬼安の初6ヶ月0円は10ギガ限定で、1ギガには付かないのが効いています。
定常月額で見ても、10Gの床を下回る1Gはほぼない
CBを抜きにした定常月額で比べても状況は変わりません。10Gの最安はenひかりクロスの4,700円とBBexcite光10Gの4,730円です。1G側でこれを下回るのはSo-net光S(4,500円)だけで、差は200円。enひかり1G(v6プラス込み4,818円)もBBexcite光MEC(4,950円)も、同じ会社の10Gより高い。NURO光2.5Gの5,720円やBIGLOBE光1Gの5,698円は、10Gの床より1,000円近く高い。
1Gの方が安いはず、という思い込みは2026年9月時点では通用しないようです。光コラボの10Gは価格競争が激しく、1Gは値下げの動機が薄いのだと思います。
NURO光だけは2.5Gが10Gに勝つ
唯一、下位プランが同じ会社の10Gより安いのがNURO光です。特設LP経由なら、2.5Gも10Gも3か月無料とCB40,000円の条件が同じ。違うのは月額だけで、2.5Gが5,720円、10Gが6,600円。実質月額は2.5Gが2,358円、10Gが3,082円で、月724円の差が丸ごと残ります。
NURO光を選ぶ人で、2.5Gbpsで足りるなら2.5Gにする。これはこのシリーズで今のところ唯一、下位プランを選ぶ合理的な理由です。9月1日に旧2ギガが2.5Gbpsへ増速したばかりなので、9月以降の申込なら自動的にこの条件になります。
SoftBank光1Gの超おうち応援割は、使わない方が得
SoftBank光の1ギガには超おうち応援割(月440円引き×25ヶ月、おうち割光セット併用時は880円)がありますが、複数の代理店が「応援割を適用するとキャッシュバックが15,000円減額」と明記しています。課金開始月から25ヶ月目までの割引ですが、2年契約の範囲で数えると440円×24ヶ月=10,560円。この割引を取りに行くと、CBが40,000円から25,000円に減る。差し引きで損です。本表は応援割なし、CB40,000円満額の方(実質4,191円)で計算しています。
12月1日に1ギガの月額が330円上がる改定も予告されています。10ギガは対象外なので、SoftBank光に限っては10Gとの差がさらに縮まります。
各サービスの所感
GMOとくとくBB光1G:1G最安。ただし同じ画面に10Gがある
月額4,818円、優待コード込みCB42,000円、縛りなし。事業者変更(ホッピングの2社目以降)だとCBが10,000円に落ちます。10Gも同じ構造で、そちらは25,000円です。1ギガ用のWi-Fiルーターが月0円でレンタルできるのは地味に助かります。
BIGLOBE光1G:価格.com経由なら2年で実質1,690円
価格.comのファミリータイプ2年契約は月額5,698円でCB99,500円(12か月目30,000円+24か月目69,500円)。公式サイト直接の3年プランは月額5,478円でCB35,000円なので、実質4,597円まで落ちます。窓口で3,000円近く変わるので、申し込む前に価格.comのページを開いてください。
NURO光2.5G:このシリーズ唯一の「下位が得」
月額5,720円(基本5,170円+ホームゲートウェイ550円)、最大3か月無料、CB40,000円で実質2,358円。同じ条件の10Gより月724円安い。独自回線なので撤去工事費11,000円が任意で発生する点と、住所単位のエリア確認は10Gと同じです。
auひかりホーム1G / 5G:条件は同じ、問題はエリア
どちらもずっとギガ得プラン3年平均5,500円、GMO代理店経由でCB72,000円と月額3ヶ月0円。5Gの高速サービス利用料550円は超高速スタートプログラムで3年間0円になるので、1Gと同じ実質3,033円で5Gが使えます。ただし戸建ての1Gは関西と東海で提供がなく、5Gは東京・神奈川・埼玉・千葉の一部だけ。新規登録料も8月から4,950円に上がっています。
AsahiNet光1G:9月30日までのスタートキャンペーン
ファミリーコース5,698円が2〜24カ月目は3,058円。CBはありませんが実質3,306円で、NTT光コラボの1Gでは3番手です。申込期限が9月30日で、10月以降どうなるかは書かれていません。1年未満で解約すると工事費相当の違約金が出るので、短期ホッピングの起点には向きません。
SoftBank光1G:応援割の罠に注意
月額5,720円、代理店CB40,000円で実質4,191円。上に書いた通り、超おうち応援割は使わない方が得です。2年自動更新で更新月以外は解除料5,720円。
So-net光1G(Sプラン):定常月額だけなら1G最安
S/M/Lのどれも最大1Gbpsで、混雑時の優先度だけが違います。一番安いSは月額4,500円、CBも割引もなし。定常月額で10Gの床(4,700円)を下回る唯一の1Gですが、実質月額では4,638円で下位です。
BBexcite光1G(MEC光):10G版とほぼ同じ思想
月額4,950円、初月無料と2〜12ヶ月目253円引きで実質4,765円。工事費も事務手数料も0円、縛りなし。同じ会社の10Gが4,730円なので、10Gエリアならそちらを選んだ方が安い。
enひかり1G:v6プラス込みで4,818円
基本4,620円にv6プラス198円を足した4,818円。CBも割引もなく、実質4,956円で最下位です。工事費は無料キャンペーン中。enひかりクロス(10G、4,700円)の方が118円安いので、こちらも10Gエリアなら迷う余地はありません。
短評(2026-09時点)
- 10Gが要らなくても、10Gを選ぶのが今月の基本線。GMOの10Gは1Gより月4,181円安く、光コラボ10Gの定常月額4,700円台を下回る1GはSo-net Sしかない
- NURO光を使うなら2.5G。10Gより実質で月724円安く、条件は同じ
- 1Gで縛りなし・短期なら GMOとくとくBB光1G(実質1,593円、n=12)
- 1Gで2年腰を据えるなら BIGLOBE光1G(価格.com経由、実質1,690円)
- auひかりの1G/5Gは実質3,033円だが、関西と東海の戸建ては1Gの提供外、5Gは1都3県のみ
- SoftBank光1Gの超おうち応援割は使わない。CBの減額の方が大きい