記事の性格について 本記事は2026年5月時点で収集した公開情報をもとに作成した事後的分析記事です。実質月額の推移データは各時点の公開情報から再構成したものであり、当時リアルタイムで記録したものではありません。
一次資料付き年表
フレッツ光クロス 発表
NTT東西が10G光回線サービスを発表。提供開始は4月1日予定。
出典:NTT東日本プレスリリース 2020年2月18日
フレッツ光クロス 提供開始
東京23区・戸建て限定でスタート。10G時代の幕開け。
出典:NTT東日本プレスリリース 2020年2月18日
コロナ禍・テレワーク需要で契約数増加
在宅勤務・オンラインゲーム普及により高速回線需要が拡大。フレッツ光クロスの首都圏・集合住宅への展開が進む。
出典:NTT東日本プレスリリース 2022年8月
NURO光10G 広島県(地方)で提供開始
関東・東北に続き中国地方でも展開。地方展開が本格化。
出典:比較サイト・SNS記録(2023年4月)
フレッツ光クロスでひかり電話対応
固定電話ユーザーの10G移行障壁が解消。
出典:NTT東日本公式サイト
NURO光 2G→10G 無償アップグレード開始
既存2Gユーザーが工事費・違約金なしで10Gに移行可能に。NURO光の10G加入者数が急増。
出典:複数比較サイト 2023年7月更新記事
フレッツ光クロス 群馬・栃木・茨城・長野等へ拡大
前橋市を含む地方都市でフレッツ光クロス(と光コラボ10G)が選択可能に。
出典:NTT東日本プレスリリース 2024年5月10日
GMO「10ギガ鬼安キャンペーン」開始
初6ヶ月月額0円。実質1Gより10Gが安くなる逆転現象が発生。光コラボ10Gの価格競争が本格化。
出典:複数比較サイト 2024年10月更新記事
NTT東日本 東日本全県域でフレッツ光クロス提供完了
5年かけてフレッツ光クロスが東日本に普及。光コラボ10Gの全国展開も実質完了。
出典:NTT東日本プレスリリース
NURO光「定額割」:2G/10G同一料金(3,980円)
2Gと10Gの価格差が撤廃。10Gがデフォルト選択に。
出典:ソニーネットワークコミュニケーションズ PR TIMES 2025年5月
NURO光 One に戸建て新規申込を一本化
工事1回・縛りなし・シンプル化。ただし既存ユーザーのアップグレード制度は対象外。
出典:NURO光公式サイト
ドコモ光10G「転出不可」問題が業界に認知
転入は可・転出は不可という非対称仕様。ホッピング戦略での利用が不可能なことが広く知られる。
出典:ドコモ公式サポートページ・複数比較サイト
10Gが新規契約のデファクトスタンダードに
NURO・GMO・BIGLOBE等が競合。実質月額はCB・時限割引で大きく変動。
出典:当ブログ 2026年5月調査
実質月額の推移(主要サービス・再構成データ)
2020
2023
2024下
2025下
2026現在
※ 各時点の公開情報から再構成。CBを年数按分した実質月額の概算値。実際の契約条件によって異なる。
読み解けること
価格の下落は急激だった。2020年に9,000円以上かかっていたフレッツ光クロス直契約の実質月額が、2026年には光コラボ経由で500〜2,000円台まで下落している。6年間で実質コストが1/5〜1/15になったことになる。
CB額の上昇が実質月額を押し下げた主因。月額定常料金はほぼ変化していないが、CBと時限割引の拡大が実質月額を大幅に下げた。月額だけを見て「高い」と判断するのは危険な理由がここにある。
乗り換えのタイミングで数万円変わる。同じサービスでも、CBのピーク(年末〜年始)に契約した場合と閑散期では実質月額が数千円以上変わる。
シリーズの位置づけ
| 記事 | 対象期間 | 主なテーマ |
|---|---|---|
| 黎明期(2020〜2023年) | 2020〜2023 | NTT参入・NURO独走・コロナ需要 |
| 競争激化期(2024年) | 2024 | フレッツ地方展開・GMO鬼安・光コラボ乱立 |
| 普及期(2025年) | 2025 | NURO定額割・全国展開完了・ドコモ転出不可 |
| 通観(本記事) | 2020〜2026 | 年表と価格推移の総集 |
| 直近2年分析 | 2024〜2026 | 詳細な料金変動データ |
→ 最新の実質月額比較表(2026年5月) で現在の水準を確認する