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2026年9月版

【特集】家電量販店の「光回線+スマホ」セット割の評価|ドコモ光10G+ahamo と SoftBank光10G+Y!mobile の実例

この記事の結論

新築の家電を買いに行った量販店で受けた、光回線とスマホのセット割2件を数字で評価した。スマホは6ヶ月で元の格安SIMに戻せば2回線で3.6〜5万円得、光はセットのまま2年使うと割高だが12ヶ月前後で抜けて解約費用を次の会社に肩代わりさせれば得になる。家電値引きの目減りや、店で確認すべき点も。

目次を開く
  1. 提案された2件の条件
  2. スマホは6ヶ月で元に戻す
  3. 光はセットのまま2年使うと割高
  4. 家電値引きの目減り
  5. 2件の比べ方
  6. 店で確認すること

新居の家電を選びに行った量販店で、光回線とスマホのセット割を2件提案されました。どちらも光だけ、スマホだけでは特典が出ず、セットが前提です。このシリーズの1本目で「1社目に置く」と決めた回線の中身と、評価の仕方をまとめます。

条件は2026年8月下旬に店頭で聞いたもので、店や時期によって変わります。自分の商談に当てはめるときは、店頭・訪問の提示条件チェックも使えます。

提案された2件の条件

商談1:ドコモ光10G+ahamo 2回線

  • 光:月6,380円で、最初の6ヶ月は月500円。事務手数料4,950円
  • 光の工事費:28,600円(1,191円×24回)。利用開始の7か月後の月から dポイント1,194円分を24ヶ月
  • 光の契約:2年。更新期間以外の解約金5,500円
  • スマホ:ahamo(月2,970円、30GB、5分以内の通話無料)。事務手数料4,950円×2
  • 特典:光に現金キャッシュバック 60,000円、スマホに現金キャッシュバック 35,000円×2回線(どちらも1ヶ月後)
  • 条件:有料オプションは不要、家電購入額の下限なし

商談2:SoftBank光10G+Y!mobile 2回線

  • 光:月7,482円(ホームゲートウェイとBBフォンの550円ずつ込み)。超おうち応援割で月1,760円引き。事務手数料4,950円
  • 光の工事費:47,520円(1,980円×24回)。7ヵ月目から1,980円×24ヶ月を割引
  • 光の契約:2年。満了月とその翌月、翌々月以外の解除料6,380円
  • スマホ:Y!mobile シンプル3 M(月2,398円、30GB)。事務手数料4,950円×2
  • 特典:光に家電値引き60,000円、スマホに家電値引き38,500円×2回線
  • 条件:有料オプションは不要、家電は14万円程度の購入が必要

主な数字を並べると次のとおりです。

商談1商談2
光の月額6,380円7,482円
光の月額割引6ヶ月は500円応援割 −1,760円
光の工事費28,600円47,520円
工事費の相殺7か月後の月から7ヵ月目から
光の解約金5,500円6,380円
光の特典現金 60,000円家電値引き 60,000円
スマホの月額2,970円2,398円
スマホの特典現金 35,000円×2家電値引き 38,500円×2
家電の購入条件なし14万円程度

今のスマホは格安SIMの日本通信(1回線月1,500円ほど、20GB、月70分の通話無料)を2回線です。

スマホは6ヶ月で元に戻す

スマホは特典をもらったら元の格安SIMに戻す前提で、日本通信のまま使い続けた場合と比べました。戻すときの日本通信の契約事務手数料3,300円×2回線も入れています。

使う期間ahamo 2回線Y!mobile 2回線
6ヶ月+35,860円+49,724円
12ヶ月+18,220円+38,948円
24ヶ月−17,060円+17,396円
損益分岐約18ヶ月約34ヶ月
  • 店は「スマホに縛りはないが、半年くらいは使ってほしい」とのことでした。6ヶ月で戻すのが一番得です。
  • Y!mobile の月2,398円は、光とのセット割(おうち割、1,650円引き)と PayPay カード払い(330円引き)が前提の額です。光を解約するとセット割が外れるので、光より先にスマホを戻します。
  • 通話は ahamo が5分以内なら無料なのに対し、Y!mobile は無料通話がなく30秒22円です。私たちは5分を超える通話がまずないので、どちらも問題になりませんでした。よく話すなら、Y!mobile は月20分で1回線880円かかる点を計算に入れてください。
  • ahamo は公式サイトから申し込めば事務手数料0円と公式の料金プランに書かれています。店頭で言われた4,950円が何の費用なのかは、次の商談で聞きます。
  • 日本通信には「SIMカード発行 3,300円」という項目もあります。物理SIMで戻すとかかる可能性があるので、eSIM で戻す予定です。

光はセットのまま2年使うと割高

光の部分だけを見ると、セットのまま2年使うのは損です。

光を24ヶ月使った総額金額
ドコモ光10G96,890円
SoftBank光10G94,158円
参考:BIGLOBE光10G 新規31,890円

ドコモ光は dポイントを1円と数えると75,398円です。SoftBank光はスマホもセットのまま24ヶ月使った場合、BIGLOBE光10Gは価格.com経由の新規です。

量販店の光で得になるのは、12ヶ月前後で抜けて、解約費用を次の会社に肩代わりさせる場合です。12ヶ月で抜けたときに請求される額は次のとおりです。

12ヶ月で抜けるとドコモ光SoftBank光
解約金5,500円6,380円
工事費の残り14,308円23,760円
請求の合計19,808円30,140円

工事費の残りは、13〜24回目の分割がまとめて請求される額です。あわせて、ドコモ光は解約月の翌月から dポイントの付与が止まり、SoftBank光は解約月の末で工事費割引が終わります。

この請求は、次に GMOとくとくBB光10G へ新規で入れば、他社違約金補助(最大60,000円)で全額戻る計算です。戻った後の12ヶ月分の光の負担は、ドコモ光が522円(別に dポイント5,970円分)、SoftBank光が27,474円(スマホを6ヶ月で戻した場合)になります。補助の申込手順と注意点は3本目にまとめました。

家電値引きの目減り

2件とも、特典の条件は「その店で家電を買うこと」です。店の家電価格がネットより高いと、そのぶん特典が実質的に減ります。

例えば冷蔵庫がネット最安25万円、店頭28万円なら、6万円引きでも22万円です。ネットで買う場合との差は3万円で、6万円ではありません。家電を合計30万円買って店が1割高ければ、特典は3万円目減りします。

商談2は現金ではなく家電の値引きなので、この影響をそのまま受けます。商談1も家電購入が条件なので無関係ではありません。私の場合は見積もりとネット価格がほぼ同じで、目減りは気にしなくてよい水準でした。比べるときは、量販店のポイント還元も含めて「値引き後の支払額がネット最安より何円安いか」で見るのが確実です。

2件の比べ方

10年の試算(1本目)では、商談1が商談2より12,760円得で、別に dポイント5,970円分が付きます。

  • 光の部分は商談1が有利です。12ヶ月で抜けて補助が戻った後の負担は、ドコモ光が522円、SoftBank光が27,474円で、差のほとんどは最初の6ヶ月が月500円になる分(3万円ほど)です。7ヶ月目以降の月額は、応援割が続く SoftBank光の方が少し安くなります。
  • スマホの部分は商談2が有利です。特典が1回線3,500円多く、月額も安いので、6ヶ月で1万4千円ほど差が付きます。
  • 商談2は家電値引きなので、家電をある程度(今回は14万円程度)買う予定がないと使えません。

差は1万円台なので、実際に家電を買うときの最新のキャンペーンで決めます。キャンペーンは店と時期で変わるので、上の表の数字そのものより、比べる順番を使ってください。

店で確認すること

  1. 光やスマホを途中で解約したら、特典を返す必要があるか。12ヶ月前後で抜ける前提が成り立つかはここで決まります
  2. 光だけ、スマホだけでも特典が出るか(今回はどちらも出ないと言われました)
  3. 有料オプション、クレジットカード、でんき等の同時加入が必要か
  4. 家電の購入額の下限と、値引きの対象になる商品
  5. スマホの事務手数料の中身。ahamo の公式サイトなら0円です
  6. SoftBank光のBBフォンは、スマホを戻した後に外せるか(外せなければ月550円が続きます)
  7. 10Gが自宅の住所で使えるか、入居前に開通できるか。開通までの無料レンタル(ドコモ光は派遣工事ありの新規で最大180日、SoftBank光は開通翌月の20日まで)を付けられるか

よくある質問

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